子供は可愛いもの。
結婚したら幸せ。
結婚して子供ができたら幸せ。
そんな妄想に取り付かれていた私って・・・

「結婚=女の幸せ」なんて
マンガの読みすぎだったんだろう。
そして二人は幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。

結婚してからの人生はそれまでに比べてつまらないものだった。
仕事をしたかったわけじゃない。
仕事をやめて家庭に入ろうと思っていたわけじゃない。
全ては成り行きだった。
仕事でも家事でもたいした違いはない程度のものだった。
毎日が同じ繰り返し。
これが求めていた安定というヤツか。
実はつまらなかった。

自由であるような、ないような。
一人の時間があるような、ないような。
そんな生活が続いている。
子育ても、子供が大きくなるにつれて手が離れていく。
自由時間は増える。
それでも子供が可愛いと思ったことがないのが
ずっと、「私って変かも」という罪悪感に似た感情になっている。

幼稚園の、ママたちは子供を連れて一緒に遊んでいた。
公園で。自宅で。
ママ友グループとその子供たちはみんな仲良しに見えた。
影で悪口を言ったりするのを聞いて面倒だなと思った。
子供と一緒にお互いの家を行き来するのが健全に見えた。
いやー私には無理無理。
自分の子供だけでも精一杯なのに他人の子供を自宅に入れるなんて。
子供が近くにいるだけで落ち着かない。
子供同士遊ばせて、ママたちはゆっくりお茶を飲んでおしゃべり。
とはいかないんだな。
子供はおもちゃの取り合いで叩いたりケンカしたり。
どこまで放っておくかはそれぞれのご家庭のことなので
ママたちも心中穏やかではないはずだ。
怒っていいのか優しいママを演じるのか。
そう、いいママと見られたいという欲望が見えてくる。

だから、こう子供を中心とした人間関係が広がっていくのが嫌なのだ。

子供って可愛くないよね、と素直に言える物同士
幼稚園に子供を預けた時間帯に遊ぶのが一番のストレス解消だった。
もう、子供の悪口を言いまくるのだ。
言う事聞かない、すぐ泣く、うるさい、
手を洗わない、挨拶をしない、靴を揃えない
ついでに旦那の悪口と義母の悪口まで言ってやっとストレス解消。
そんなものだよ。

天使のような子供っているのかね?
みんな子悪魔だと思うけど。

大きくなったら大きくなったで口が達者になっただけやっかいだ。
文句が多すぎる。黙ってさっさとやれ。
それは親のエゴかもしれない。自分も人間としての理性を保っていない。
もはや全てのストレスが限界に達し爆発する。
子供なんて産むんじゃなかった、と。
どこまで本心なのか、ただ疲れていただけなのか分からない。
全てを投げ出したいとかリセットしたいとか人生をもう一度やり直したいとか
過去に思いをはせてもどうしようもない。

楽しいことを考える気力がなくなってきている。
睡眠不足のせいで昼間は朦朧として記憶が定かではない。
家族のためって、私はお手伝いさんではないですよと心の中で叫ぶ。
嫁なんてつまらないものだ。一番立場が弱いようだけどそれが不思議。
なんとなく家族の役割というものがあってプレッシャーになっている。
それは本当にしたいことではないから。

子供が可愛くないといいながらも何とか育ててきて10年になった。
他人から可愛いですねと言われて、そうなのかな?とよく考えてみると
可愛いかもしれないと思えるときもあった。
ポイントはよく考えないと可愛いと思えないのだ。
ダイレクトに見て可愛いとは思えない。
いろいろと他のことを考えすぎなのだろう。
朝起きて一番に家事のことを考えるのはやめよう。
寝る直前まで家事に振り回されるのも問題だ。
もっと余裕をもってやればいい。できるはず。