自分が失敗を恐れて何もしなくなってしまったのに
子供にはチャレンジするようになんて言えたもんじゃない。
子供は親の鏡だ。
子供の嫌なところは自分自身の嫌なところで
驚くほどそっくりなのだからどうしようもない。
それは旦那と義母にも顕著に現れている。
そっくりなのは顔だけにしろよ。
いやいや、性格も同じだ。
ということは、自分と息子もそっくりなのか?
最悪だな。
失敗を恐れ、間違ったら死ぬんじゃないかというくらい。
果敢に立ち向かう次期もあったはずだが
その逆風に嫌気がさし、いつしか従順なフリをするようになった。
フリをしても元々の性格は変わらないから
返ってストレスが溜まるのだが。

気分転換に初めて入ったコーヒーショップは
客が誰もいなくて閑散としていた。
よくある全国チェーンの店ではなく
個人経営のカフェというかちょっと変わった店。
窓側のカウンターにはマックをこれ見よがしにおきながら
コーヒーを飲むのが似合いそう。
実際シールで思いっきり自己主張しているMacBookAirが
そこにあった。
VAIOとMacBookAirで迷ったあげくVAIOを買ったけど
ウインドウ越しに見るMacBookAirは堂々としていて
かっこよかった。

そんな感じに憧れながらも自分は雑誌を見てる方が似合う
と思った。
店員に顔を覚えられるほど常連になりたいとは思わない。
そっとしておいてほしい。
気がつかないでほしい。
隠れて生きていきたいというのは何故だろう?

自分を誰も知らないところに行ってみたいと思って
実行した。
周りは誰も知らない人だった。
それでもいつしか顔見知りになり友達になり
そして別れがやってきた。

今ならネットで毎日つながることも可能だけど
あえてしない。一人が好きだから。
そういう資質というものは職業にも大きく関係する。
チームで行動することは苦手かもしれない。
やってできないことではないけれど
むしろコミュニケーション能力は評価されていたけど
それは演技だったのだ。
それとも、周りがもっとコミュニケーション能力がない
人ばかりだったから重宝されただけで一般的にいえば
普通程度なのだ。

ただやめてしまった職場の人とも飲みに行ける関係というのは
ちょっとした自慢だ。
人間関係もそう悪くはない。
子供同士の、とくに女子の関係はドロドロしていて
昼ドラも真っ青だ。女子のとりあい、争奪戦はすさまじい。
ターゲットになるのはおとなしそうないい子だ。
自分の言う事を聞いてくれそうな子。
決して逆らわない子。
まあ、いってみれば子分にできそうな子だったりする。
リーダー格なのに友達はいないとか不思議だけど実在している。
ある意味クラス全員から恐れられている。
グループのリーダーであっても友達はいない。
全員から嫌われる可能性も高いわけだ。