小中高校とキャリア教育というものがあるらしい。
「キャリア教育」という言葉自体最近知ったもので何のことかさっぱり分からん。
将来子どもがニートやフリーターにならないように小さい頃から職業意識というものを教育していくらしい。
小学校から何かものづくりをさせて実際に販売するところまでするような徹底した学校もあった。
全校的にみるとまだまだ少数だ。小学校では通常の授業の中で働く意味とか教えるみたい。
中学生になると近所のスーパーなどで職業体験というものをしている。
実際に商品を陳列したり、まあお手伝いさんのようなもの。職場体験するほど職場がないからな、田舎は。
老人施設とか、個人商店とか、まあそんなところだ。
それでどれだけ将来の夢に繋がるのか?
中学生が将来スーパーの店員になりたいと言うものか?
いや、別になってもいいけど。職業体験というからには普段接することのない未知の職業を紹介してへー世の中にはこんな仕事もあるんだって思わせてほしいものだ。
やたらと将来の夢を決めさせようとしているみたいだけど、そんなもの当てにならない。なりたい職業なんていくらでも変わっていく。
未だに公務員や学校の先生が人気の職業だけど。もちろん医者や看護師、薬剤師といった医療関連の仕事も多い。
ある意味身近で誰でも知っている職業。もっと、こう夢といえばパイロットとか。それも宇宙飛行士とかないのかなー。
マンガの世界の方が仕事を選ぶときには役に立ちそうだ。
なんだかみんなサラリーマンになりなさいって言っているようなものだよな、キャリア教育ってのは。
確かに正社員は税金をとりやすい。自営業が増えるよりも徴税の手間が省けるってもんだ。
好きなことをやりなさいって親に言われても好きなことがないとか分からないって子が多すぎる。
そもそも将来働こうなんて思っていないんじゃないのか。
大学に行きさえすればいいというような教育も過去あったけど今は大学全入時代。
選ばなきゃ誰でも大学に入れる。そう、お金さえ出せば学歴は買えるのだ。
だからこそ、大学に行くなら大学を選ばなきゃならない。一流企業もどんどん潰れていくのに、それでもまだ大手企業に就職するために小学生の低学年から塾に通う。
塾の費用もバカにならない。教育費が家計を圧迫し親は貧困状態だ。
この前、貧困家庭が制服を買えずに小学校の入学式に出なかったという話題があったけど、採寸はいつしたんだろう?そのときは行くつもりだったのか。
制服のリサイクルもあるってことだった。確かに小学校のバザーで制服と体操服は大人気だ。みんな並んで買う。
お下がりだからってどうってことない。近所の人からもらえばいい。
それよりもご近所づきあいができてないのが問題だ。結局コミュニケーションが一番大切といいながらコミュニケーション力のない人間ばかりが輩出されている。
学校でコミュニケーションがうまくできない人間が社会人としてやっていけるわけがない。
学生のうちはまだまだ守られているのだから。
将来の夢に向かってがんばろうという子どもに対してお金がないからあきらめてくれというのはあまりにもむごい。
それは親の責任だ。借金してでも行く価値があるかはまた別問題だけど。
有名私立中学に入学させるために親は必死だ。塾への送り迎え。塾へ持たせるお弁当作り。塾代を稼ぐために働く。
それは本当に必要なんだろうかと思うことさえない。
自由な時間を持てたらそれはいいだろうと思いながら毎日ダラダラと過ごすことの無意味さよ。
子どもに過剰な期待をかけて自分はいったい何をしているというのだろう?
大人であっても精神的にはまだまだ子どもで依存度が高すぎる。責任というものをまるで考えていない。
他人の目ばかりを気にして本質から目をそらせているのだ。